・ちょっとだけなのに、
　朝から置きっぱなしの自転車と同じように撤去されるの?
・なぜ、駐輪場は有料なのですか？
・撤去した自転車はその後どうなるの？
・ごめんなさい。放置駐輪して撤去されました。
・50cc以上のバイクは、どこに停めればいいのでしょうか？
　返還してもらうにはどうしたらいいの？
・撤去された自転車は所有者が引き取りに来ないものを
　買うことはできますか？どこに問い合わせたらいいの？
・なぜ放置自転車を一般に直接販売しないの？

みなさんからの疑問・ご意見お待ちしています。
こちらまで。

放置自転車の放置とは、長時間置きっぱなしという時間的な長さではなく、駐輪場以外の公共の場所に置かれていて、所有者がただちに移動できない状態を基準としています。福岡市では、駅を中心に自転車放置禁止区域を46箇所指定しています。(平成29年6月1日現在)禁止区域内では即時、禁止区域外は3日経過後、撤去します。

駅や町の中心では、周辺を自転車の放置禁止区域に指定しています。
そのために、近隣に需要に見合う駐輪施設が整備されている必要があります。 そこで、各駅周辺には駐輪場があるわけですが、ここの管理が行き届いていないと、無秩序に自転車が並べられてしまいます。それを避けるため管理人を配置し管理を徹底しています。
駐輪場の管理費用をすべて税金でまかなえないので、受益者負担の原則で駐輪場を有料化し、利用者の皆様に一部負担をお願いしています。

●撤去後、ただちに保管台帳を整備 (当日、15:00から返還業務)
●所轄警察署へ所有者照会 (防犯登録［7年保存］、車体番号）
● 10〜30日後に回答 　盗難車→警察から所有者に連絡 　盗難車以外→保管所毎に返還通 知送付(3週間後締切)
●10月第4週　告示 　(福岡市公報掲載)
●11月第4週　法的な処分が可能に
●12月中旬から下旬 　保管所毎に福祉施設及び売却業者へ売却(売却代金を自転車のかわりに保管)
●12月下旬廃棄(金属リサイクルとして破砕処分)

自転車を放置した場合は、市の保管所に移動します。
その後、所有者が判明したものはハガキで連絡しますが、撤去後おおむね2ヶ月以内に引き取りがない場合は処分します。
引き取りに来られる場合は、まず、電話でそれぞれの地区の保管所に、撤去されたと思われる日付、場所等を問い合わせ下さい。移動・保管料として、返還時に2,500円徴収します。 持ってくるもの… 返還通知のハガキ（届いていたら）、身分証明書・届いていなければ、本人の自転車だとわかるカギや身分証明書。

福岡市が設置する駐輪場につきましては、平成25年度より50cc超125cc未満の普通自動二輪車につきましても、一部の市営駐輪場において受け入れを行っています。
なお、特に駐車需要の多い都心部につきましては、市営駐車場（博多駅駐車場、川端地下駐車場）や、一部の民間駐車場において、排気量50ccを超える自動二輪車の受け入れを行っております。
自動二輪車受け入れ可能な駐車場は下記をご参照ください。

・125cc以下自動二輪車が駐輪可能な市営駐輪場
・駐輪場マップ

福岡市では、放置禁止区域を中心に、年間約40,000台の撤去を行っています。福岡市の公報に告示後1ヶ月(保管後、おおむね3ヶ月)を経過しても返還されなかった自転車(盗難品をのぞく)については、自転車小売店(問い合わせは直接販売店へ)に競売のうえ売却します。 自転車小売店は、部品用を含めて落札した自転車を点検・整備のうえ、傷害保険・賠償責任保険と防犯登録をつけ、中古自転車として一般 に販売しています。最終的に残ったものは、資源ゴミとして活用します。

撤去した自転車はその後、約3ヶ月間保管所で雨ざらしにされています。福岡市では自転車の損傷を考え、安全面 から直接一般の方には販売をしていません。 製造物責任法(PL法)によって、販売者としての安全責任があるため、自転車安全整備士による点検整備を行い、TSマーク(傷害保険及び賠償責任保険が附与)を貼付後、中古自転車取扱店で一般に販売できます。
福岡市内及び周辺の自転車販売店で販売しています。価格は各販売店にご確認ください。